リテーナーが破損したので、BBを交換してみた。個人的には自身で調整が可能な旧式なカップアンドコーンが好みであるが、折角なのでカートリッジ式に変えてみた。
70年代のフレームに90年代のパーツで組んでいる。10年程乗っているが、仕様にはほとんど変わりがない。
基本的にMTBパーツを使用しているため、BBも当時のMTB用を使用した。
当時のMTB用のクランクはほぼトリプルであり、BBの軸長も長めのものが主流であった。
これまで使用していたBBの軸長は実寸で125.6〜125.7である。私の場合はフロントダブルで使用しているため、
内側に余裕がある。
次に考慮するのがチェーンライン。旧式の自転車であるため、O.L.D.:126mmに6速のボスフリーを使用している。
もともとリア5速で組んだ後に6速に変えた経緯があり、それでも問題がなかったため数ミリ内側に移っても問題ないであろうと見積もり、アマゾンで購入。
フロントトップ、リア3速の状態で、かなりの結果オーライ。
そもそも、この自転車を組んだ目的は近場をウロウロするための下駄チャリとして、またはシンプルに輪行用としての目的である。つまり、色々と気を使わずに乗るための自転車である。今も使用目的はほぼ変わらない。
ペダリングにおいても全く問題ない。カートリッジ式であるため、今後はペダリングが重くなったりガタついた時点で交換となる。グリスの充填や調整の不要となるため、確かにストレスフリーである。それでもコンマ秒単位でシビアに乗る方はそれこそ、ベアリングやグリス、そしてシャフト自体にこだわる必要があるかもしれない。しかし、この自転車の目的用途においては最適であると思われる。
COVIDで狂乱しておりますが、満員電車から自転車通勤に切り替えてみては如何でしょうか?
花粉症には厳しいですが、自転車の季節です。
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