いつの頃からか、レザージャケットを着るようになった。
思い出せるだけで、Vanson Assciates, Buco, East West等々。
中でも思い出すのがエアロレザーというメーカーのホースハイドジャケットだ。
馬革だけにあまりにも重く、あまりにも硬いレザージャケット。
ジャケットが単体で自立するのである。
内側にツイード生地のライニング、そして袖には内リブがついており、
素晴らしいジャケットではあるが日常着としてはかなりのオーバースペックである。
小学生の時に背負っていたランドセルを思い出した。
そして最後まで所有してたのが下のジャケットである。
ともに70年代のBrooks Leather Sportswear社のジャケットである。
革サドルで有名な英国のブルックスは別である。
70年代のジャケットになると、脱着式のボアライニングが付くようになる。
この頃のジャケットはタイトで着丈が長めなために二輪車に乗る時には重宝する。
そしてレザージャケットでまず、ダメになるのがフロントのジップフライである。
当時の僕は各年代のフロントジップを常時ストックし、
その都度交換をしながら着用してきたのである。
しかし、革という素材は重い。
肌に直接触れる部分には天然素材のものが不可欠ではあるが、
外気に当たる部分に関してはいかに天候に対応できるかという点のみが重要になる。
となるとレザー素材というものは外気を遮断するという点以外でのメリットが無い。
今現在、僕の手元にあるのはこのジャケット
のみである。
防水性/ 透湿性を備えたハードシェルにインサレーションが備わったジャケットだ。
僕が所有しているのはNano Storm Jacketというモデルだが、廃盤となり当モデルとして継続されたようだ。
この防水性、透湿性、保温性という3つの要素が、人力にせよ動力にせよ二輪車に乗る時に重宝する。
そして、何よりも軽い。さらに丸めることもでき、洗濯機での丸洗いも可能である。
自分にあった色のものを選べば、ある程度、着用する場所を選ばずに使えると思う。
もちろん、選ぶのは黒である。
dump’em all.
HEAVY, THICK, MUCH →LIGHT, LESS, SIMPLE