denim JKTというと、なぜかこの二人を思い浮かべる。
それぞれ撮影された年代は異なるが、Mr.リチャーズが507XX(通称2ndエディション)をMr.ジャガーが506XX(通称1stエディション)を着用している。
実際に507XXを所有していたが着丈が短く身幅が広いので洋服として実用的ではないのだ。
何だか50’s コスプレのようなのである。しばらくして原宿の遊歩道にて売ってしまった。
当時は路上に古いデニムを並べていると(違法行為)、現金で買い求める人がいたのである。
以来、70557,70505(通称3rdエディション)を好んで着ていた。
ジャストサイズの34″サイズ、インナーにフーデッドを着られる36″サイズ、
そしてライナーにブランケットが貼ってある3点を所有していた。
デニムは何気に保温効果があるので、秋口から冬初頭には重宝するのである。
34″サイズのものとブランケット仕様、そしてボア仕様のものを処分。
パッチが懐かしい。 処分。
おそらく70’sフランス製のフーデッドJKT。 処分。
ついでにバッグも処分。
デニムは着ているうちに自分のモノになる。未使用の状態から一度、洗って着用する。
着て洗ってを繰り返すうちに自身の身体の動きが表情として出てくる。
この点がモノとして人々を魅了する点でもあるのであろう。
こうやってみて見ると、デニムジャケットというモノは
既に1960年代でデザインが完成されているのがよくわかる。
70557の時点で立体裁断となりデイリーウェアとなった感がある。
これまでに沢山のブランドがデニムジャケットをデザインしているが、
基本的には上記の3タイプのいずれかがプロトタイプになっている。
最近では懐古主義的なところも感じる。
いろいろなところで新たなコンセプトが求められているように思われる。
追記: デニムJKTは卒業 to the next level.
dumped’em .