先日、ホームセンターに用事があったついでに目がとまり購入した。
確か1,000円ぐらいであったと思う。
こういった類のモノは手動のほうが壊れなくて良い。
シュレッダーである。
早速、不要な書類等を処分。カードも粉砕が可能だ。そして写真。
僕は元々、写真を撮るほうではないので手元にある写真は全て誰かしらからもらい受けたものだ。
自分にとって重要な出来事は記憶として残るので写真は要らない。
ここで言う写真とは表現の一技法としての写真についてではない。
デジタルカメラ(携帯端末も含めて)が普及する以前に限っては自ら撮影した写真は一枚も手元に無い。
それぐらいカメラを持つという習慣がなかったのである。
そして、我々人間は忘れるという素晴らしい能力を持っている。
人が”時間が解決する”と話す時は忘れるという意味であろう。
勿論、その能力も年齢を重ねるにつれて、記憶力の退化へと繋がるのではあるが。
いずれにせよ、忘れてしまう程の事とは結局のところどうでも良い事が多いのだ。
記憶として残っているものと記録として残すべきものを選別し、
数枚毎に写真をスキャナーで取り込み、一枚の写真としてデータにしていく。
ポラロイド写真は手動のシュレッダーでは力不足のようだ。
そういえば、最近ようやく比較的大きい容量のコンパクトHDを見かけるようになった。
良い傾向だ。せめてクレジットカードぐらいのサイズまでなってほしい。
さらにデータの保存場所も選択肢が増えたので素晴らしい。
A view from Staten Island
記録するためにデータとして残したうちの1枚。
Me in grandpa’s uniform.
記憶するためにシュレッダーを通さなかった唯一の一枚。
dump’em all.
HEAVY, THICK, MUCH →LIGHT, LESS, SIMPLE